不動産実務検定ブログ

2023/09/14

『備えあれば憂いなし』


こんにちは!
秋田支部の支部長の古川仁です。

まずは、私の簡単な自己紹介はこちらの
プロフィールをご確認頂けると幸いです。

▼ 古川仁 プロフィール
https://www.j-rec.or.jp/koushi/show/135


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各地で甚大な被害をもたらす大雨。

「観測史上最大」や「緊急安全確保」
などという
物騒な言葉が珍しくない昨今です。

記憶にある方も多いと思いますが、

私の住む秋田市で
7月14日からの記録的な大雨で

床上床下浸水の
被害が5,000世帯を超えました。

幸い我が家は、
地形的に水害や土砂崩れなどの
危険性が極めて低い場所にあるので、

ずいぶん雨が降り続けるなぁと
呑気に構えていましたが、

繰り返し映し出される
氾濫する河川や崩落した川岸の歩道、

冠水した道路や水没して
動けなくなった車の映像を見て、

ようやく事の重大さに
気づかされた次第です。

連休明けに出社すると、
被害にあわれた方々から、

復旧作業や火災保険の事故受け付け等の
依頼が数多く寄せられ、

しばらくの間その対応に
追われたわけですが、

加入している火災保険の補償内容により、
満足な補償を受けられない方も
いらっしゃいました。

ひとつは過去に大規模な水害が
起こったことがなく、

ハザードマップでも心配なさそうだからと、
水災補償を除外していた場合です。

保険料も安くなるので、
それも理由の1つかもしれませんが、

この場合損害の程度がどうであれ、
保険金は支払われません。

もうひとつは、

家財保険に加入していない方。

住宅ローンを利用すると
火災保険(共済含む)の加入を
求められますが、

建物と異なり家財は任意のため、
それ自体に必要性を感じないか、

はたまた家具家電程度なら
手持ちの金で揃えられる
余裕があるからか、

やはり保険料を抑えたいからか、
家財保険に加入していない方は
意外に多いのです。

ちなみに民間の統計によると、
加入率は約半数程度とのこと。

この場合も、
水に浸かって使用できなくなった、
家具や家電は補償されないので、
すべて自分で買い揃える必要があります。

床上浸水以上の被害の場合、

県や市から見舞金、義援金等の支給、
その他各種支援制度がありますが、

それだけで賄えるものではありません。

いつ起きるかわからない自然災害。

今一度、

ご自身が加入している
保険の補償内容を、
確認してみてはいかがでしょうか。


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