不動産実務検定ブログ

2025/06/10

『空室対策 築古・立地難でも満室に!成功オーナーが実践する3つの戦略』


「駅から遠い」「築年数が古い」


…そんな理由で空室が埋まらず
悩んでいませんか?


実は、工夫次第で“負動産”を
“資産”に変えることができるのです。


今回は、全国で空室対策を支援する
不動産コンサルタント
傍島啓介(株式会社満室ラボ代表)が、


すぐに実践できる空室対策の
ポイントを紹介します。

 

① 基本の見直しを徹底する



まずは物件の「見せ方」から
チェックしましょう。


・ポータルサイトの掲載状況


掲載されていなかったり、
魅力が伝わらない内容では
選ばれません。


競合物件と比較してみましょう。


・情報や写真の更新
古い情報・写真は
マイナス印象になります。


リフォーム後は必ず最新に更新し、
広角で明るい写真を使いましょう。


・共用部の清掃・美化
ゴミ置き場やエントランスが
汚れていると第一印象が悪くなります。


こまめな清掃と照明の点検が大切です。

 

② 高齢者・外国人入居者の

受け入れを検討



入居ニーズが高まる「高齢者」
「外国人」層は、競争の少ない
狙い目ターゲットです。


・高齢者対応
和室を残す、1階を活用する、
階段なしの物件を案内するなど、
小さな配慮で好印象に。


孤独死リスクには
「電気使用量見守りサービス」
など低コストの対策がおすすめです。


・外国人対応
保証会社の外国語対応
サービスを活用すれば、
文化・言語の壁による
トラブルを軽減できます。

 

③ 「ペット可」で

人気物件に変身



コロナ禍以降、ペット可物件の
ニーズは急増中です。


・事例紹介


駅から遠く空室率30%だった物件を
「ペット可」に変更し、
床材を張替えたところ、
家賃1万円アップでも
入居待ちが出る人気物件に。


・リフォームのポイント
傷や汚れに強く、掃除しやすい素材
(例:フロアタイル、腰壁パネル)を
コスト抑えつつ対応可能です。

 

まとめ:アイデアと工夫で

空室ゼロへ



築年数や立地は変えられなくても、
発想と手入れで物件の
価値は高められます。


・ネット掲載の見直し
・共用部の管理強化
・ペット・高齢者・
外国人ニーズの取り込み


「埋まらない空室はない」が
私の信条です。


小さな工夫で、大きな成果を
目指しましょう。