不動産実務検定ブログ

2025/07/23

『旧耐震物件の投資は あり?なし?』<第3回>


みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。


▼『旧耐震物件の投資は あり?なし?』
   <第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1468

▼『旧耐震物件の投資は あり?なし?』
   <第2回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1471



第3回目もぜひお付き合い下さい!


こちらは、国交省が調査した2016年の
熊本地震における木造被害データです。



◎ 旧耐震基準の木造建物

  倒壊率 → 28.2%



これに対して


◎ 新耐震基準の木造建物

  倒壊率 → 8.7%



さらに、


◎ 2000年6月以降の木造建物

  倒壊率 → 2.2%



建物の年代が新しいほど
倒壊率が低下しています。


一方で、昨年の能登半島地震の
木造被害データはどうだったのかというと




◎ 旧耐震基準の木造建物

  倒壊率 → 19.4%


◎ 新耐震基準の木造建物

  倒壊率 → 5.4%



◎ 2000年6月以降の木造建物

  倒壊率 → 0.7%



なぜ、2000年6月以降の建物の
倒壊率が極端に低いのかというと、


◎ 2000年基準


といって、


新耐震基準をさらに強化したものに
なっているからです。





このデータからわかることは、


旧耐震よりも新耐震、
新耐震よりも2000年基準の方が


倒壊率が低いということです。


しかし、旧耐震だからといって
全て倒壊するわけではありませんし


新耐震だからと言って
倒壊しないわけではありません。



ただ、2000年基準の住宅は別格で
かなり安心感があるのは確かです。


このように明らかに新耐震基準の方が
安心感がありますが、


旧耐震基準でも70%~80%の建物は
倒壊しないわけですので


旧耐震だからといって


利回りの高い物件の投資を
見合わせるのはもったいないですし、


2~3割の倒壊リスクをカバーできれば
投資するのは問題ないと思うわけです。



そこで次回からは


旧耐震物件に投資する際の
ポイントについて解説していきます!


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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂






◆◆ よこやま今日のひとこと日記 ◆◆

梅雨も明け、本当に暑い毎日ですね。

横山家の小さなお庭菜園ですが、

きゅうり、なす、トマト、インゲン豆、
しし唐が収穫できております♪

もちろん、毎日朝と夕方にお水を
たっぷりあげているのですが、

今年のきゅうりは日陰にできた物が
まっすぐでみずみずしく出来ています。

この暑さは人間だけでなく野菜たちにも
過酷なようです・・・

皆さんも、水分たっぷりとって
なるべく日陰を歩いて下さいね!