不動産実務検定ブログ
2025/08/15
『プラチナNISAってなに?』<第1回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
来年から新しいNISAが始まる予定です。
それは、2026年度の税制改正に向け
金融庁が検討し始めた、
65歳以上の高齢者を対象とした
◎ プラチナNISA
です。
表向きは高齢者を支援する制度と
言われていますが
中身を冷静に見ていくと・・・
かなり問題のある仕組みのようです。
その最大の特徴は、
これまでのNISAでは対象外だった
「毎月分配型」の投資信託を
◎ 65歳以上に限り解禁する
というものなんです。
一見、年金だけでは不安な老後を
支える制度として聞こえはいいのですが、
果たしてその中身は本当に高齢者に
寄り添った優遇策なのでしょうか。
そこで今回は、
このプラチナNISA構想の
◎ 期待できる効果
◎ 見落とされがちな潜在的なリスク
を、冷静に見極めていきたいと思います!
今回のブログを読んでいただければ、
プラチナNISAの基本的な構想が
わかるだけではなく、
「毎月分配型」の投資信託のリスクも
わかるようになります!
そして、
なぜ今65歳以上を対象とした
プラチナNISAを作るのか、
政府の思惑すらも
わかるようになりますので
ぜひ、最後までお付き合い下さい!
それでは早速、
金融庁がこのほど検討を開始した
プラチナNISAの外略について
解説していきます。
まず、2024年から始まった新NISAと
プラチナNISAは何が違うのでしょうか?
【新NISA】
・「再投資型」の投資信託の
運用益が非課税になる制度
・ 18歳以上が利用できる
【プラチナNISA】
・「毎月分配型」の投資信託への
投資が認められる制度
・ 65歳以上の高齢者が利用できる
プラチナNISAの最大の特徴は、
◎ 新NISAでは対象外だった
「毎月分配型」の投資信託への
投資が認められる
という点になります。
通常のNISAは長期積立・資産形成を
前提に設計されていましたので
短期運用や元本取り崩し型の商品は
対象外とされてきました。
ところが、
今回のプラチナNISA構想では
資産の取り崩し世代である高齢者向けに
「毎月分配型」の投資信託の
運用益を非課税にすることで
◎ 生活費を自ら運用しながら
確保していってもらう
というような方向で
検討が進められています。
このように聞くと一見、
「高齢者の老護資金の確保に
寄り添った制度」
に見えますが、
果たして本当に
高齢者にとってプラスになる
制度なのでしょうか?
今回はここまでです。
次回は、
◎「毎月分配型」の投資信託の
メリット・デメリット
について解説したいと思います!
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