不動産実務検定ブログ
2025/12/08
『不動産投資の隠れた時限爆弾』<第2回>
みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です。
▼『不動産投資の隠れた時限爆弾』
<第1回>
https://www.j-rec.or.jp/blog/1563
2回目の今回からは、
危険度が低い順に時限爆弾を
紹介していきたいと思います。
まず1つ目の時限爆弾は、
◎ 退去リフォーム
です!
特に築古物件を購入する人は要注意です。
長年住んでいた人が退去する時には
かなりの出費を覚悟しなければいけません。
以前、築古で利回り9%の
RCマンションを購入された方が
物件引き渡し後1週間で入居者に
退去されてしまったんです。
退去した方は10数年住んでいた
長期入居の方だったようで、
退去の立ち会いをしたところ
・タバコのヤニ
・壁の傷
・カビの生えたクロス
などなど・・・
かなり悲惨な状態だったようで、
結果、原状回復工事の見積もりが
100万円を超えたそうです。
その他にも、
浦田が築20年のアパートを購入した際、
以前より10年以上入居されていた方が
退去されたそうなのですが、
その時も悲惨だったようです。
原状回復工事をするだけでも
家賃の10ヶ月分以上かかったのですが、
国交省の原状回復ガイドラインに
照らし合わせると
▼原状回復をめぐるトラブルとガイドライン
https://www.mlit.go.jp/common/001016469.pdf
クロスやフローリングなどは
すでに減価償却が済んでいたので
修繕費用を入居者に請求することは
できなかったそうです。
結局ほとんどの費用を大家である
浦田が負担したそうです。
当然このような急な出費は投資の
利回りを下げてしまいますし
キャッシュフローも大幅に
減ってしまいます。
つまり、
何をお伝えしたいかというと、
オーナーチェンジの場合は
入居者がいったん入れ替わらないと
現状の家賃を維持するために
リフォーム代がいくらかかるか
わからないので
本当の利回りは
わからないということなんです。
なので、
本来なら物件の購入前に
その辺の費用負担を予測して
その分さらに安く購入することが
重要になりますし
仮に築古物件で利回り15%を
目標にするのならば
購入段階でざっくり利回り20%は
狙っておかないと
到底15%の利回りは確保できない
ということになるわけです。
今回はここまでです。
次回は2つ目の時限爆弾を紹介します!
ぜひ、ご覧くださいね♪
---------------------------------------------------
◆◆ 相続コンサルタント養成講座 ◆◆
<開催日程>
2026/01/28(水) 10:00-17:00
2026/01/29(木) 13:00-18:00
年に1回開催の貴重な講座です。
「相続のプロ」が実務ですぐに使える知識と
ビジネスに活かすための実践コンサル手法を
基礎から応用まで伝授します!
ぜひ、詳細をご覧ください!
▼ 詳細&お申込はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kouza/sozoku.html
お申込お待ちしております!
---------------------------------------------------
■■ 不動産実務検定Tシャツ 販売中 ■■
ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売中です!
※他のデザインもあります♪
▼ お申込&詳細はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/topnewstopics/113
---------------------------------------------------
不動産実務検定は
「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
---------------------------------------------------
▼ 無料体験講座情報
https://www.j-rec.or.jp/othersemi/taiken_koza.html
▼ X(旧ツイッター)も更新しております♪
https://twitter.com/JREC17398134
▼ Instagram ショート動画配信中♪
@jrec.fudousan
---------------------------------------------------
お申込心からお待ちしております♪
一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂