不動産実務検定ブログ

2020/09/27

『不動産業者との付き合い方 3つのポイント』


J-REC東京第2支部長の沖野元です。

私は渋谷で不動産会社を10年間経営しています。
この業界には20年います。
仲介や管理などもやっているのですが、実際はコンサルティングがメインの業務です。
コンサルティングの多くが相談から入ってきます。

今回は特に大家さんからの相談の中でも昔から多い不動産業者との付き合い方について、以下の3つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

1.伝えるべきことを伝えていない

私が多くの相談を受けてわかったことがあります。
それは不動産業者に不満を持つ大家さんの多くが、その不満を先方に伝えていないということです。これではコミュニケーションが成り立ちません。
「ここをこうしてほしい」とか「もっと○○してほしい」など、まずは伝えましょうという話です。不動産業者も普通ならそういった大家さんの声に真摯に耳を傾けるはずです。


2.不動産業者は下請けではない

1の続きとして矛盾するようですが、不動産業者に「○○をしてください」と事あるごとに指示を出す大家さんがいます。
ただ、不動産業者は下請けのように扱うよりも、パートナーとしてお付き合いする方が上手くいくということを知っておいてください。
パートナーとは対等の立場であり、どちらが上とか下ではありません。パートナーであれば、「○○についてどう考えますか」とか「○○はどうでしょうか」など、指示ではなく相談して決めていくスタイルです。
そうすると業者も信頼してもらっていると感じて一生懸命にアイデアを出すようになります。


3.義理を通す

最近は大家さん向けセミナーがたくさんあったり、大家さん向けの書籍もたくさん出ているので、それらで得た知識を実践される大家さんが増えました。
しかし、それによって生じるトラブルがあることを知っておいてください。
つまり、それらの知識を活かそうとするのは良いのですが、管理委託をしている場合は先に不動産業者に「これこれのことをします」と話を通しておく必要があるということです。

例えば、大家さんが積極的に空室対策を行おうとすることは、不動産業者にとっては客付けがやりやすくなるので普通は歓迎します。
しかし、これを事前連絡なく勝手にされると時として業者の面子をつぶすことになったりします。
面倒くさいと思われるかもしれませんが、不動産業界は大家の皆さんが思う以上に義理人情の世界です。
一言伝えておくだけでいいので、義理を通しておきましょう。


以上の3つのポイントを意識して不動産業者と付き合ってみてください。
きっと今よりもよくコミュニケーションが取りやすくなるはずです。

賃貸経営を「投資」としてしか見ない方が少なからずいますが、やはりそこは「経営」であり、
まだまだアナログな不動産業界ではコミュニケーションが重要ということです。



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株式会社リーシングジャパン代表取締役
一般社団法人日米不動産協力機構 調査研究部門 事務局次長
「女性大家の会 ローズ会」主宰(会員200名)

J-REC東京第2支部 支部長
J-REC公認 不動産コンサルタント
J-REC公認 相続コンサルタント

沖野 元
http://knowledgeispower.jp