不動産実務検定ブログ

2021/01/11

『住宅ローンは繰り上げ返済しちゃダメ!その理由とは 第1回』<全2回>



みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!

 

2021年もよろしくお願いいたします!



そして、今年最初のテーマは

 

『住宅ローンは繰り上げ返済しちゃダメ!その理由とは』



です。


全2回シリーズでお送りしますので、
ぜひ、今回も最後までお付き合い下さい♪


今回は住宅ローンを今借りている人向けの
テーマになります。


最近よく住宅ローンがあると
不動産投資で融資を引きづらいから、


繰り上げ返済したほうがいいんでしょうか
という質問が多いとのことです。


また、住宅ローンの残債は退職金で
一括返済をしようと考えている人もいるようです。


「住宅ローンはどんどん返しなさい」
「家のローンがなくなって初めて一人前なんだからね」


なんて、親に言われてせっせと
繰り上げ返済をしている人も少なくないかもしれません


でも、結論を言うと

 

繰り上げ返済はしないほうが断然お得なんです!



そこで今回は、


繰り上げ返済はなぜしないほうが得なのか、
その理由を詳しく解説していきます!


今回のブログを読んでいただければ、
現在住宅ローンを借りている人は


繰り上げ返済は実はメリットが少ない
ということがわかりますし、


繰り上げ返済はしないほうがむしろ、
資産は増えるということがわかるようになります。


また、もし不動産投資をしているならば、
アパートローンの繰り上げ返済はどうなのか、


投資という観点でも繰り上げ返済について
解説していきたいと思います。


アパートローンの場合は住宅ローンと少し考え方が違うので
きっと参考になると思います!


ぜひ、最後までお付き合い下さい♪


今回は5つのトピックでお話していきます。


それではまず、
繰り上げ返済の仕組みについて解説いたします。


そもそも繰り上げ返済とは毎月のローン返済とは別に、
残債の一部を返済することを言います。


通常ローンは金利と元金の合計額を毎月返済していきますが
繰り上げ返済のお金は元金の返済に充当されます。


つまり、残債を一気に減らすことで月々の金利返済が軽くなり、
その結果総返済額が少なくなるという仕組みなんです。


具体的に解説すると、


繰り上げ返済の方法には、
期間短縮型と返済額軽減型の2種類あります。


期間短縮型は月々の返済額は変わらずに
期間を短縮する返済方法で


期間が短縮された分の金利負担が軽減されます。


返済額軽減型は返済期間はそのままで
月々の返済額が少なくなります。


どちらの返済方法もトータル的な金利の
支払い額は減らすことができますが、


利息を減らす効果は同じではないんです。

 

期間短縮型の方がより多くの金利を節約できます。



では、次に繰り上げ返済の、
メリットデメリットについて見ていきましょう。


まず、メリットですが、
一つには借金を早く回せるというのがあります。


とにかく借金を抱えることに対して住宅ローンは
マイナスイメージを持っている人は、


早く返済すればするほど、
精神的なストレスから逃れることができる
というのがメリットになりますよね。


二つ目としましては、
早く返済した分金利の負担がなくなるので返済総額が少なくなる
というのがメリットになります。


今回はここまでです。


次回は続きから詳しく数字に例えてご説明いたします!



 

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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂