不動産実務検定ブログ

みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です！


今回のテーマは、

 

『自己資金ゼロで大家さんになる方法』

こちらを前編、後編２回シリーズでお伝えします！


ただ、


はじまったばかりで大変もうしわけありませんが、


結論をいうと・・・

 

自己資金ゼロで大家さんになれるということはありません

なのになぜ、このタイトルにしたのかというと、


いつの時代もこの


『自己資金ゼロでも大家さんになれる』


というタイトルにつられて大家さんになってしまい、
失敗してしまう方が後を絶たないからです（悲）


なので、なぜ自己資金ゼロで不動産投資ができないのか
について今回は簡単にお伝えしたいと思います。


まず、不動産を買って大家さんになるためには
物件を取得することが重要です。


ただ物件を買えば大家さんになれるのか
というとそうではありません。


物件を買うためには必要な諸経費というのがあります。


例えば、業者さんに支払う仲介手数料、
不動産取得税は３％かかります。


その他にも所有権移転の登記に登録免許税がかかりますし、


ローンを借りる時に担保をつけないといけませんから、
抵当権設定料というものもかかってきます。


これが中古の物件ですと、
７、８％トータルでかかりますので、


仮に建物の全額融資を受けられたとしても
７、８％ぐらいの自己資金は必要になるんです。


ただ、この資金は基本的に銀行は貸してくれません。


自己資金ゼロで物件が買える！


というようなことを言っている人達は
どういうテクニックを使うのかというと、

 

購入する物件の敷金を自己資金として流用する

ただ、これは極めてグレーと言うかあってはいけない方法です。


というのは、


敷金というのは預かり金で収入ではなく、
ただ単に預かっているだけなんです。


なので、使っていいということはないわけです。


前の所有者の敷金を新しい大家さんになる自分が預かって
それを使ってしまうということになるからです。


ただ、敷金は退去が100％一気に出ない限り
そんなに急に発生するものではありませんから、


それを使ってしまうみたいなことが起こってしまうんです。


今回はここまでです。


次回 ＜後編＞ もお楽しみに♪



 

不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」

学べる講座になっています。

 

不動産の基礎から詳しく学べます！

 

ぜひ、ご受講下さいね！

 

▼ 受付中の不動産実務検定認定講座はこちらから！
　 https://www.j-rec.or.jp/schedule

一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局　横山千穂