不動産実務検定ブログ

2022/02/15

『動物病院で、ペット飼育について考える』



こんにちは、本部直轄 SGの谷本真です。

我が家で飼ってるゴールデンハムスターの調子が悪くなってしまい、
動物病院に行ってきました。


実は、動物病院はこれが初めて。


人の病院と違って、独特な雰囲気があるのですね、
動物病院って。


かなり混んでたのですが、待合室でペットも一緒にいるためか、初対面の人同士が、
ペットを介して、和やかにうちとけていくのにびっくりしました。


相当待たされたのですが、待合室では、よくあるピリピリした雰囲気でもなく、
逆に、のんびりとした時間が流れています。


みなさん、ペットを家族の一員として、大切にしているのも伝わってきました。


私は、賃貸物件のほとんどを、


ペット飼育可


にしています。
ペットOKにしようと思ったのは、

あるセミナーで、


「ペットを飼うのにはお金がかかる。
 特に、大型犬や、また、病気に弱い
 種類の動物を飼育するためには、
 エサ代や診療代のことを考えると、
 ある程度の資力が必要。」


という話を聞いてからです。


それからは、時々入居希望者で、ペット可で探している方を案内する際、
毎月のエサ代や通院代をヒアリングするようにしています。


すると、やはり、ペットを飼育する方は、
それなりの給与水準がある方が多い、ということを実感しています。


もちろん、給与水準が低くても、他の趣味など一切なし、
生活のすべてをペットを中心にする、という方もおられます。



ペット飼育にすると、


・退去時の原状回復工事費が
凄まじいことにってしまう・・・。

・部屋が破壊、汚損されてしまう・・・。

・臭いが染みついてどうしようも
ない部屋になってしまう・・・


と思われている方も多いはず。


私も実際にペット可賃貸をするまでは
そう思っていました。


実際、10年ほど運営してみて、肌感覚
では、


大き目のトラブル:通常の入退去と同じ程度
=2:8

といった感じです。


その大き目のトラブルというのも、入居時に敷金2~3か月分(全額償却)
としたり、原状回復費用の超過分は、借主負担、とするような特約を設けることである
程度カバーできてきました。


もちろん、本当にひどい使い方をされて、挙句、お金がないから退去時の原状
回復費用を払えない、というにも、数回遭遇しています。


でも、大抵の方は、自分の飼っているペットによる損害を理解していて、
お支払いいただける方が多いように思いました。


あと、これはたまたまかもしれません。
が、ペット飼育をされる方には、きれい好きの方も多いように思います。

一度、再契約時に、ペット飼育をされる方に面前で手続きしていたのですが、


「ペットを飼育していると、部屋が汚くなる、
 という偏見があって、本当に部屋探しに苦労する。」


といわれたことがあります。


その方のお部屋で再契約したのですが、ものすごくきれいにされていました。


今回の動物病院での雰囲気を見てみると、
なおさら、


「こんな和やかな方たちに借りてもら
える物件が作れたら、安心だろうな。」


と思った次第です。


もちろん、ペット飼育を受け入れるために、ペット対応のフロアタイルにしたり、
クロスの貼り分け、または、契約条件など、工夫は必要です。


でも、そんな、リスク対応ができるのであれば、ペット飼育の受け入れも
強力な空室対策になります。

私もまだまだ空室を抱えていますが、お互い、満室目指して2022年、走り切り
ましょう~。



★空室対策の一つのペット飼育受け入れ。リスクがあることを
承知の上、対応できれば早期満室につながります。



今回は、動物病院で、ペット飼育について考えたことをお伝えしました。


何かの参考にしていただければ幸いです。





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