不動産実務検定ブログ
2022/10/17
『あなたはプロパンガス派！？都市ガス派！？』
みなさん、こんにちは！
J-REC事務局の中村です。
本日のテーマは、
あなたはプロパンガス派！？
それとも都市ガス派！？
についてです。
実は、最近引っ越しを考えておりまして
色々物件を吟味しているところなんですが…
その際に、家賃が安くていいな～！と
思っても、不動産の人に
「ここはプロパンなので家賃にプラス1万円
ぐらい足した方がいいですよ」
と言われました。
え・・・・？
プロパン・・・・？
とその時に思いました(笑)
皆様の家は、
プロパンガスと都市ガス
どちらを使用していますか？？
そしてどちらの方がいいのでしょうか？
先程も説明した通り、
プロパンガスの方が、都市ガスに比べると
約1.1倍から2.2倍ぐらいの差で高いと
言われています。
ただ！プロパンガスは、災害に非常に有利だと
言われています。
なぜかというと
都市ガスは震災が起きたりすると
インフラがストップしてしまいます。
プロパンガスの場合は、携帯性がありますので
そのまま避難所に持って行ったり
ライフラインを確保することができるといった
メリットがります！
賃貸のオーナーさんは、プロパンガスを
好む傾向があります。
それはなぜか・・・？
ガスの配管あるいは給湯器、浴室乾燥機
はたまたはエアコンに至るまで、
ガス業者にこれを設置してもらって工事費を
タダにしてもらおうとすることが常識的に
行われていたのです。
当然、その設置費用は、
ガス料金に転嫁されて入居者が払っていたわけなんです。
実査に、契約前にガス料金は○○円ですなんて
教える仲介業者、ガス屋さんもいませんし、
プロパンガスじゃなくて自分の部屋だけ
都市ガスにしてほしい
といった願いも通じません。
ですので、入居して初めてガス料金を請求されて
毎月ガス料金が高い！ということに気付きます。
そしてこの高い料金には不透明さがあると
指摘されたため、
2017年6月1日より、経済産業省より
料金を入居者に事前に、
要請に応じて事前に開示しなさいと
ガス業者とオーナーや家主の間で、
機材の無償提供がある場合で価格にその費用を
書面で伝えるように指導がなされました。
この指導をうけて、入居者は
入居前にガス料金を紹介できるようになりますので
家賃とのトータルバランスで
物件を選べる風になってきました！
事前に月料金とかも聞くことが一般的に
なっていくかと思います(^^)
おさらいとして、
プロパンガスが都市ガスより高いのは
・災害に強い
・エアコン、浴室乾燥機など最新のガス設備が使用できる
などがございます。
そして都市ガスだと
プロパンガスより安い！
といった大きなメリットもあります！！
私は、借りる側の人間ですので、
やはり料金が安い方がいいかなあと思います。
ただオーナー目線ですと、
良いサービスを提供すれば良い収入として
得られるかもしれませんね(*'ω'*)
お役に立てれば嬉しいです♪
以上、J-REC事務局の中村でした(^^)/ﾃﾞﾊ
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