不動産実務検定ブログ
2025/06/13
『資産を減らす人5選! 住宅ローン金利上昇の対応策は? 不動産価格ついに下落?』<第2回>
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の平野です。
本日のテーマは
【今後の金利上昇が私たちの
生活や投資に与える影響】
です!
前回のブログはこちら
→<第1回>
私たちの生活や投資にどのような
影響を与えるのか見ていきましょう。
大きく3つの影響があると思っています。
1つは
不動産価格が下がる
ということです。
ローン金利が上がると
不動産価格が下がるのは
セオリーです。
なぜなら、
住宅ローンやアパートローンの
金利負担が増加することで
月々の返済額が増えるからですよね。
特に変動金利で
住宅ローンを組んでいる方や
多額のローンを組んで
不動産投資をしている方は
キャッシュフローの
悪化に注意が必要です。
不動産投資ならダイレクトに
キャッシュフローが悪化しますし
住宅ローンなら
月々の返済負担が多くなりますので
新規の借入限度額も
下がることになります。
なので都心のタワマンを買っていた
年収1500万円前後の
パワーカップルでもついにタワマンが
買えなくなる時代になる
ということになるでしょうね。
「住宅ローンには“5年ルール”とか
“125%ルール”があるから
影響ないんじゃないか?」
という人もいるかもしれませんが
そんなことは全くありません。
□5年ルールとは
借入開始時または前回の見直し
(変動金利の見直し時期)から
5年間は毎月返済額が
変わらないというルール
□125%ルールとは
その後5年に1度行われる変更でも
月々の返済額の増加は
1.25倍までが上限になるルール
この2つのルールがあるので
負担はそんなに大きくならないと
考えている人がいると思いますが
急増しないのは毎月の返済額であって
支払利息は確実に増加します。
つまり毎月の返済額の内訳のうち利息の
返済割合が増えるということになります。
なので結局最終的な支払い総額は
激増することになります。
ちなみに不動産投資に利用する
アパートローンなどは
5年ルールも
125%ルールもありませんから
金利の上昇はダイレクトに
収益の悪化を招きます。
このように金利の上昇は
収益の悪化や借入限度額の
低下を招くので
これから不動産を買おうという人も
少なくなり結果的に不動産価格が
下がることになるわけです。
政策金利上昇による
2つ目の影響は預金金利が
上がることです。
すでに大手銀行や地銀では
普通預金の金利が0.1%~0.2程度に
引き上げられましたし
ネット銀行では条件次第で
普通預金の金利が0.5%に
なるところも出てきています。
そのため今後各銀行の預金残高は
大きく積み上がっていくことが
想定されます。
テレビでも
「これからは預金が有利だ」
みたいな
無知で無責任な報道がされていますが
これを
鵜呑みにしては絶対にいけません。
なぜなら今後インフレ率が
2%前後で推移していくことが
予想されていますから
例え預金金利が0.5%になったとしても
現金の価値は目減りしていくからです。
2%のインフレとは
例えば10万円のスマホが来年は
10万2千円に値上がりことと一緒です。
10万円を預金しても
金利は500円程度しかつきませんので
これでは来年値上がりした
スマホを買うことは
できませんよね。
これが現金が目減りしたということです。
つまりインフレ下では
預金は最も非効率で無知な資産運用
ということになるわけです。
政策金利上昇による
3つ目の影響は為替市場への影響です。
日銀の利上げにより
一時的に円高が進んでいますが
このまま円安傾向が解消されるか
どうかは分かりません。
というのも為替はアメリカの政策も
影響してくるからです。
今トランプ大統領は公約通りに
各国の関税を引き上げています。
アメリカが輸入品に関税をかけるとア
メリカのインフレが加速することが
考えられるためFRBの利下げが
遠のく可能性があります。
むしろインフレ再燃により利上げされる
可能性もあるかもしれません。
となると日本が利上げをしたとしても
日米の金利差は縮まりませんから
このまま円安傾向が続いていく
可能性があります。
そうなると輸入物価も下がらず
日本は引き続きインフレが収まらず
今後も利上げ圧力がかかってくる
可能性が高いと見ています。
このように利上げインフレ傾向が続く中、
僕たちは一体どうやって資産を
守っていけばいいのでしょうか。
それはまず持って
資産を減らす行動を
取らないことが先決です。
---------------------------------------------------
本日はここまでです!
次回もお楽しみに(^-^)
---------------------------------------------------
◆◆ マスター認定短期集中講座講座 ◆◆
ウラケンこと代表理事の浦田健も登壇する
短期集中講座のお申込を受付しております。
浦田以外の講師陣も
すばらしい講師ばかりです。
1・2級認定されている方が参加できる
短期集中講座は1年に1回のみ開催の
貴重な講座になっております。
新しい出会いの場にもなるこちらの講座
ぜひ、ご受講いただければと思います!
お申込心からお待ちしております♪
【2025年度 マスター認定短期集中講座】
▼ 詳細&お申込みはこちらから
https://www.j-rec.or.jp/kouza/master.html
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学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
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▼ 無料体験講座情報
https://www.j-rec.or.jp/othersemi/taiken_koza.html
▼ X(旧ツイッター)も更新しております♪
https://twitter.com/JREC17398134
▼ Instagram ショート動画配信中♪
@jrec.fudousan
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お申込心からお待ちしております♪

J-REC事務局の平野です。
本日のテーマは
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生活や投資に与える影響】
です!
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影響を与えるのか見ていきましょう。
大きく3つの影響があると思っています。
1つは
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ということです。
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という人もいるかもしれませんが
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(変動金利の見直し時期)から
5年間は毎月返済額が
変わらないというルール
□125%ルールとは
その後5年に1度行われる変更でも
月々の返済額の増加は
1.25倍までが上限になるルール
この2つのルールがあるので
負担はそんなに大きくならないと
考えている人がいると思いますが
急増しないのは毎月の返済額であって
支払利息は確実に増加します。
つまり毎月の返済額の内訳のうち利息の
返済割合が増えるということになります。
なので結局最終的な支払い総額は
激増することになります。
ちなみに不動産投資に利用する
アパートローンなどは
5年ルールも
125%ルールもありませんから
金利の上昇はダイレクトに
収益の悪化を招きます。
このように金利の上昇は
収益の悪化や借入限度額の
低下を招くので
これから不動産を買おうという人も
少なくなり結果的に不動産価格が
下がることになるわけです。
政策金利上昇による
2つ目の影響は預金金利が
上がることです。
すでに大手銀行や地銀では
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引き上げられましたし
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2%前後で推移していくことが
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ということになるわけです。
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日本は引き続きインフレが収まらず
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僕たちは一体どうやって資産を
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