不動産実務検定ブログ
2025/07/25
『悲惨 30代から50代の借金の実態がやばい!』<第2回>
みなさん、こんにちは!
J-REC事務局の平野です。
今回は前回の続きの
老後2000万円問題についてです。
前回のブログはこちら
→<第1回>
老後2000万円問題が
トレンドになったのは
2019年6月金融庁から
発表された
『高齢社会における資産形成・管理』
という報告書が発端です。
平均的な高齢夫婦の
毎月の支出は約26万4000円ですが
公的年金等の収入は約21万円
この約5.4万円の赤字が30年続くと
2000万円が不足するという
シミュレーションによるものでした。
この後2000万円問題が1人歩きして
私たちの老後不安が高まって
大変問題になりました。
ところが実はこの数字自体
あまり当てにならないのです。
年金の受給額や個人の支出額は
毎年変化するからです。
老後2000万円問題の発端となった
データは2017年のものですが
例えば2022年のデータで見てみると
30年間で800万円の赤字
2023年のデータによれば
約1365万円の赤字になり
2000万円よりはだいぶ控えめに
なってきています。
つまりこの老後資金の
赤字額はインフレや年金制度の
見直しによって
毎年変動していくわけです。
ですので、2000万円という数字が
全ての人に当てはまるわけではないのです。
とはいえ老後資金の問題は
最近の円安やインフレによって
さらに深刻化する恐れが
あります。
例えば20年後には
2000万円ではなく
実質的に4000万円が
必要になるという
試算も話題になりましたが、
これはインフレ率が
毎年3.5%で進行した場合の
シミュレーションであって
現実とは少しかけ離れています。
そこで現実的に平均的な老後資金が
いくら必要なのかを考えてみると
金融庁の2023年のデータでは
30年間で老後資金は1365万円不足
することが分かります。
これに日銀目標のインフレ率を2%と
想定すると例えば今40代の方が
老後生活を迎える20年後には
約2032万の資金が
必要になってくるわけです。
この円安やインフレの影響を考えると
やはり従来の2000万円問題では
ありませんが
年金がもらえるようになる
65歳時点では2000万円くらいの
貯蓄はあった方がいいということに
変わりはないのです。
そんなことは分かっているよ!
日々の暮らしで精一杯だよ!
という人もいるでしょう。
---------------------------------------------------
本日はここまでです!
次回もお楽しみに♪
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ウラケンがYouTubeの時などに着用している
『不動産実務検定Tシャツ』販売中です!
※他のデザインもあります♪
▼ お申込&詳細はこちらから
https://www.j-rec.or.jp/topnewstopics/113
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不動産実務検定は
「いつでも」「どこでも」「誰でも」
学べる講座になっています。
不動産の基礎から詳しく学べます!
ぜひ、ご受講下さいね!
▼ 受付中の講座はこちらから!
https://www.j-rec.or.jp/schedule
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▼ 無料体験講座情報
https://www.j-rec.or.jp/othersemi/taiken_koza.html
▼ X(旧ツイッター)も更新しております♪
https://twitter.com/JREC17398134
▼ Instagram ショート動画配信中♪
@jrec.fudousan
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お申込心からお待ちしております♪

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今回は前回の続きの
老後2000万円問題についてです。
前回のブログはこちら
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老後2000万円問題が
トレンドになったのは
2019年6月金融庁から
発表された
『高齢社会における資産形成・管理』
という報告書が発端です。
平均的な高齢夫婦の
毎月の支出は約26万4000円ですが
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この約5.4万円の赤字が30年続くと
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年金の受給額や個人の支出額は
毎年変化するからです。
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30年間で800万円の赤字
2023年のデータによれば
約1365万円の赤字になり
2000万円よりはだいぶ控えめに
なってきています。
つまりこの老後資金の
赤字額はインフレや年金制度の
見直しによって
毎年変動していくわけです。
ですので、2000万円という数字が
全ての人に当てはまるわけではないのです。
とはいえ老後資金の問題は
最近の円安やインフレによって
さらに深刻化する恐れが
あります。
例えば20年後には
2000万円ではなく
実質的に4000万円が
必要になるという
試算も話題になりましたが、
これはインフレ率が
毎年3.5%で進行した場合の
シミュレーションであって
現実とは少しかけ離れています。
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いくら必要なのかを考えてみると
金融庁の2023年のデータでは
30年間で老後資金は1365万円不足
することが分かります。
これに日銀目標のインフレ率を2%と
想定すると例えば今40代の方が
老後生活を迎える20年後には
約2032万の資金が
必要になってくるわけです。
この円安やインフレの影響を考えると
やはり従来の2000万円問題では
ありませんが
年金がもらえるようになる
65歳時点では2000万円くらいの
貯蓄はあった方がいいということに
変わりはないのです。
そんなことは分かっているよ!
日々の暮らしで精一杯だよ!
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