不動産実務検定ブログ

2021/09/17

『高確率でアパートローンを獲得する とっておきの方法!第2回』<全3回>

みなさん、こんにちは!J-REC事務局の菊池です!

前回に続き、初心者でも90%の確率で融資が通る、
とっておきの方法をご紹介していきます!


▼▼▼▼

前回の内容はこちらから!

▲▲▲▲



【目次】

1.信用保証協会とは何か
2.信用保証協会のメリット デメリットについて
3.保証申込の方法
4.補償を利用して信用を積み上げる




信用保証協会のメリットデメリットですが、


これは何と言っても


信用保証料が高額になるということです。


連帯保証人の代わりをやってくれるわけですから
それなりの金額がかかるのは当然だと思いますが、


長期のローンになればその分、
保証料も高くなるので、保証料を払ってでも


十分キャッシュフローが出る物件に投資する必要があるので
事前の物件の目利きや収支シミュレーションを
しっかり検討しておくことが重要です。


ただこの保証料は将来ローンを借り換えして、
保証協会の保証なしの融資に切り替えが場合は


残りの期間の保証料は還付を受けることができるので
新規銀行開拓のツールとしてを割り切って使ってもいいのかなと思います。


ちなみに、保証料は保証の種類や財務評価に応じて決定しますので
一概言えませんが、5000万円を借り入れて


15年の長期の保証ですと、
500万円くらいかかるケースもあると思います。


ちなみに返済が滞ったら、
具体的にどうなるのかというと、


信用保証協会は、
投資家に代わって銀行に代位弁済をします。


すぐに返済されるので、
銀行はあまり損失はありません。


ただ投資家にとっては、
債権者が銀行から保証協会に移っただけなので


今度は保証協会から返済の督促が来ることになります。


さらにその債権の一部は、


サービサーという債権回収会社に譲渡され、
サービサーから督促を受けることになります。



つまり保証協会の保証に入ったからといって
返済がチャラになるということではないんですよね。


ただ債券が保証会社やサービサーに移れば
交渉次第で返済が少なくなったりするという事はあります。


サービサーは競売で債権を回収するよりも
メリットがある金額であれば、交渉次第で
借金を減らせる可能性があるということです。

 

3.保証申込の方法


次に保障の申し込み方法について解説しましょう。


信用保証の代表的な申し込み窓口は金融機関になります。


初めての融資申し込みで、
今までどこの銀行からもアパートローンを借りたことがなくても、


もちろん保証協会は使えます。


むしろ銀行からは初めての取引なので、
「まずは保証協会付きで」と勧められることが多いと思います。


具体的な申し込み方法は、


銀行で保証協会の申込書を書いてから審査が始まります。


つまり銀行が保証協会の申込窓口のようになっているわけです。


初めての場合は保証協会の面談があったりもしますが、
ない場合もあります。


ちなみに保障の限度額は2億円になりますが、


いくら保証協会付きでも、
最初から高額な融資は結構ハードルが高いと思います。


個人的には新規銀行開拓の足がかりとして、
少額な物件やリフォームのローンなどで
補償を利用するのがぴったりだと思います。




いかがでしたでしょうか。



次回は「補償を利用して信用を積み上げる」について、
お伝えしていきます♪



不動産実務検定は「いつでも」「どこでも」「誰でも」

学べる講座になっています。

 

不動産の基礎から詳しく学べます!

 

ぜひ、ご受講下さいね!

 

▼ 受付中の不動産実務検定認定講座はこちらから!
  https://www.j-rec.or.jp/schedule




一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 菊池