不動産実務検定ブログ

2022/01/14

『会社の経費で車を買う方法』 <後編>


みなさん、こんにちは。
J-REC事務局の横山千穂です!


前回よりお届けしております

 

『会社の経費で車を買う方法』



今回は <後編> になります!


▼会社の経費で車を買う方法 <前編>
https://www.j-rec.or.jp/blog/605



後編では、

 

新車がいいのか中古がいいのか?



からお伝えいたします!


新車がいいのか中古がいいのかという答えについては、
ウラケンこと、代表理事の浦田健曰く

 

4年落ちのベンツが一番良い



と、言っております。


それはなぜかというと、
新車の減価償却期間というのは6年あります。


ということはどういうことかというと、


600万円で新車を購入したとしたら
毎日100万円ずつしか経費ができないということで

 

たいした節税にならないから



だそうです。


ところが、4年落ちであると
残り2年になりますのでこの2年間で償却できます。


なので、600万円の車で300万円ずつ経費にできる
ということになります。


例えば6年以上たっている中古車の場合、
これは最低の償却期間が2年と定められていますので、


4年落ちの中古車が一番節税できるというのが
答えになるとのことです。


次に、現金で買うかローンで買うかという問題です。


現金の場合は一気に支払ってしまいますから
キャッシュがなくなってしまいます。


ところが、ローンの場合は金利はかかるものの
キャッシュはそのまま残したまんまで

 

現金買いと同じような節税ができるというメリットがあります



なので、


お金持ちの人でも現金で社有車を買うという人は
ほとんどいないわけです。


次に、ローンかリースかという問題がありますが、

 

毎月のリース代では減価償却ができません



3年フィックスのリースの場合で考えてみます。


新車価格が600万円だったとすると、
3年間で支払うお金を借りたのと同じで、


金利もたして、重量税もたして
保険代もたして、整備費もたして、


そして月割りで払っていく
というような方式になります。


なので、例えば15万円とか20万円とか
毎月のリース代しか経費にできませんから


減価償却ができない分

 

現金買いやローン買いよりも節税効果は薄い



ということになります。


なので、ローンの方が有利ということが言えます。


さて、今回のテーマはいかがでしたでしょうか?


もし経費で車を買いたいという方は
参考にしていただければと思います!


ただ、あくまでも毎日通勤で使うということであれば
高級車でも経費にできると言う一般的な解釈なのでで、


コレクションをして、
後で追徴課税とか役員報酬認定みたいにされないように


くれぐれもご注意下さい!




 

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一般財団法人 日本不動産コミュニティー
J-REC事務局 横山千穂